FXと外資預金
通常、外貨預金は預金したい外貨と等しい日本円を用意し、先にご案内した両替レートで換金して預金をします。10,000アメリカドルの預金をするには、1ドル 90円として計算した場合90万円が必要になります。
しかしFXはほとんどの会社が、10,000アメリカドルの取引をするために必要な最低の証拠金は数万円としています。これが外資預金とFXの一番大きな違いと言えるでしょう。
ただ、為替変動による利益・損失は外貨預金でもFXでも同じだけ発生します。例えば前述と同じように1ドル90円で取引きしていて1ドルが88円になった場合、外資預金なら90万円分あった日本円が88万円となり、もしかしたら「少し減ってしまったな。でもまた上がるだろう」と考えるかも知れません。
FXの場合においても同様に2万円の損失が発生します。数万円の証拠金で10,000ドルの取引ができますが、数万円の証拠金に対して2万円の損失が発生するとマージンコール・ロスカットになる可能性が出てきます。
この場合ポジションは強制的に決済されてしまいますので、損失が確定されてしまいます。この先の値上がりを期待する前に取引は終了してしまうことになるわけです。
もちろんこれは極端な例です。あらかじめ証拠金に余裕をもっておけば、マージンコール・ロスカットによる強制決済を起こさないようにすることもできます。為替変動を想定して証拠金を用意できれば、外貨預金よりも資金拘束などを少なくしながら運用することができるようになるわけです。


